チームKAMEKER

2022年12月21日2 分

京都中小企業優秀技術賞をいただきました

2022年11月17日に京都府立府民ホール アルティにて「京都中小企業技術大賞」の表彰式が行われ、弊社もセルラー通信式浸水検知センサ「KAMEKER3」の開発において「京都中小企業優秀技術賞」を受賞しました。

この賞は、新製品・新技術の開発に成果を上げ、京都産業に貢献した府内の中小企業及びその技術者の功績を讃えるものであり、令和4年度は技術大賞1社、優秀技術賞5社、特別技術賞1社が受賞されました。

表彰式当日は、それぞれの会社様の製品に関するプレゼンテーションが行われ、開発に携わった皆さまの熱い思いに触れることのできる機会となりました。

やはり日本の中小企業の技術力は凄い。この一言に尽きる各社様のプレゼンテーションでした。

『モノづくりの国 日本』

その日本のモノづくりの根底を担っているのは中小企業の技術力だ、というのはよく耳にされるフレーズかと思います。

弊社もセンサメーカーとして自社製品を開発・製造するようになり、10年以上の月日が経とうとしています。

当初は、FA向けのセンサの開発をメインとして行っておりましたが、自社のセンサ開発製造技術で社会に貢献したいという思いから、浸水を検知するセンサの開発を始め、今回受賞いたしました「KAMEKER3」が誕生、そして、今年は補助金をいただきながら「土砂災害を予測するセンサ」の開発に産学連携で挑んでいます。

各種センサの開発には、弊社が長年培ったセンサの開発技術、製造技術が詰め込まれています。

ただ、弊社の、そして中小企業の強みは「技術力」だけではありません。

中小企業には社会の、そして社員の「思い」に答える力があります。

大企業のように大きなニーズに対して、大量に製造販売する方法ではなく、我々、中小企業は、社会にある「こんな製品があったらいいな」という小さなシーズの声を聴き、社員の「こんな人の役に立ちたい」という思いを育て、製品を生み出すことが可能です。

そして、その小さな思いから生み出された大きな技術が、広く使用される製品・大きなブームとなり、世界まで波及し、「モノづくりの国 日本」を支えている。

この「思い」を「形」にする力が中小企業のもう一つの力だと思っております。

私たち亀岡電子株式会社の思いは「センサ技術で安心安全な社会づくりに貢献する」ことです。

これからも、この思いを胸に確かな技術力をもって、センサの開発を続けていきたいと思っております。

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