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浸水検知センサからの
アラート通知を自治会で受ける
京都府福知山市での事例
「共助」
避難を自分事として捉えてもらうために
京都府福知山市は、市内に由良川の流れる地形上の特性から水害に対するソフト面・ハード面の対策を進められておられました。
その中で課題として上がってきたことが”避難を自分事として捉えてもらうこと”でした。
そこで、市内38箇所(2022.9現在)に「KAMEKER3」を設置、身近な場所の浸水の発生アラートを周辺にお住まいの方や自治会の役員様が受けることで、迅速な情報の共有にご活用いただいております。
住宅近くの農業用用水路に設置
住宅近くのグレーチング下に設置
道路脇に設置
京都府福知山市が「KAMEKER3」を設置される場所や高さは、住民の方からの意見を聞いて決定されることがあります。
その地域に長くお住まいの住民の方には、それぞれに「ここまで水が来たら逃げる」と決められている避難スイッチとなる場所があります。
その場所に「KAMEKER3」を設置することで、市役所職員、自治会役員、そして近隣にお住まいの方が同じタイミングで浸水の開始をプッシュ通知で知ることができ、それぞれ避難や初動対応などの行動に繋げていただくことができるようになりました。
「KAMEKER3」は製品特性上、大きな河川への設置はお勧めしておりません。
大きな河川の水位情報はもちろん大切です。その情報と合わせて、もっと「身近に」もっと「自分事の情報」をKAMEKER3から受け取っていただき、「公助」だけでなく、「共助」「自助」など、より地域に生活に寄り添った場所でご利用いただける新しいタイプの浸水検知センサでありたいと願っています。
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