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防災の日_2022.9.1_災害の発生の前に備える

更新日:2022年9月28日


今日は全国で大雨が観測されています。

弊社の所在地である亀岡市では先ほどから大きな雷の音が聞こえています。


日本海に伸びる秋雨前線に向かって、南から非常に暖かな空気が流れ込んでおり、大雨をもたらしているようです。


弊社のセルラー通信式浸水検知センサ「KAMEKER3」は全国で100台以上設置されているのですが、そのセンサーからも朝から「浸水」していることを知らせるアラート通知が数台から届いています。

また沖縄には台風11号(ヒンナムノー)も接近しており、各地で様々な被害の発生が懸念されます。



そんな今日は「防災の日」


「防災」には事前の備えが非常に大切です。


特に「水害」は突然襲い来る地震とは異なり、ある程度の発生予測が可能であり、正確な情報を早く得ることで早めの避難が可能となります。

自宅や今ご自身のおられる場所にどのような「水害」リスクがあるのかを知るための方法をご紹介いたします。



①ハザードマップ

最近はニュース番組を見ていてもよく耳にすることが多くなったハザードマップですが、認知度は比較的高いけれど、「自宅付近の危険度」や「ハザードマップの正確な見方」を知っているという方は限られてくるということが様々な調査で傾向として見えてきています。



こちらは、国土交通省の提供するハザードマップのポータルサイトです。

様々な災害リスクを重ねて表示し確認できる「重ねるハザードマップ」とお住まいの市町村のハザードマップにリンクしている「わがまちハザードマップ」を閲覧可能です。

是非、ご自宅の場所だけでなく、「ご自宅の場所から避難所までの経路」など、お住まいの地域全体の安全を確認してみてください。



②川の水位情報

ご自宅の近くに大きな河川があるという方はこちらで川の状態をリアルタイムに知ることができます。

弊社の横を流れる西川にも防災カメラが設置されており、その様子を自宅にいながら確認することができます。※防災カメラではなく水位計が設置されている場合もあります

例えばこのブログを書いている2022年9月1日10時20分頃の川の様子はこのような形で映し出されます。

水の状態や流れもいつも通りであることが確認できます。

ご自宅の近くの川にも防災カメラや水位計が設置されていないか、平時はどのような状態なのかということを、雨が降る前に是非ご確認ください。


②逃げなきゃコール

こちらは、離れて暮らす家族を守るための仕組みです。

ご高齢のご家族と離れて暮らされている方はもちろん、単身赴任でご家族と離れて暮らされている方等にご活用いただきたい仕組みです。

今ご自身がいる場所の天候と大切な方のいる場所の天候は全く違います。

特に昨今のゲリラ豪雨のような雨の降り方は、気付かないうちに大切な方のお住まいの周辺に水害のリスクが迫っていることもあります。

その際に利用いただけるのが「逃げなきゃコール」です。

アプリを入手して知りたい地域を登録しておけばプッシュ通知で知らせてくれるので、その通知を受けて、電話等で家族に「逃げて」を知らせることができます。

こちらのリンクから詳細ご確認くださいhttps://www.mlit.go.jp/river/risp/policy/33nigecall.html



今日は防災の日です。

今一度ご自身や大切な方の安全を守るため、正確な情報を素早く知るための準備をしてみてはいかがでしょうか。





製品紹介「KAMEKER3」

セルラー通信式浸水検知センサ「KAMEKER3」は身近な場所の浸水をLINEによるプッシュ通知でお知らせ。安価で設置工事不要。電源不要でどこでも設置可能。今まで設置できなかった歩行者用の小さなアンダーパス等、身近な場所の浸水の発生を知ることができます。





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